昨日は第３５回熊本県工業高等学校生徒研究発表会に審査員として参加して参りました。
この大会は「工業に関する事象の実験実習、調査研究、研究課題の製作などの
発表・交流を未来の産業人としての資質の養成・向上に役立てる」ことを目的に
開催されているもので熊本県工業連合会も協賛していることもあり毎年審査に加わっています。
私は初めて参加させていただいたのですがそれぞれの高校が地域や社会の課題をテーマに
掲げて取り組んでいる姿を目の当たりにして大変嬉しく心強く感じました。
今年は１０校の発表で最優秀賞には熊本工業高校の「バイオコークス」が選ばれました。
お茶を原料にした燃料の研究で脱炭素社会の実現に貢献したいとの思いから始まった研究
だそうです。工業連合会賞は御船高校の「アートとメカトロニクスの融合」と題して
木材や紙を利用したEV車の製作を選ばしていただきました。
県内工業高校の生徒さんが将来、熊本、九州、日本の工業会を担う人財になっていただけるよう
陰ながら応援していきたいです。